dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

podcast で最近のアメリカの政治漫画の状況を知る

学生の頃の一時期、本多勝一の著作をむさぼるように読んでいました。社会問題を解決どころか悪化させる政策、それを押し進める為政者、背後に潜む政治家等々を知って憤りを感じつつも、それらを縦横無尽に罵倒する喧嘩腰の論調に、中毒と言っていいくらいハマってました。

 

その本多勝一が「アメリカ合州国」か何かで、アメリカでは二大政党(とそれぞれを支持するジャーナリズム)が威勢よく対峙しているようにみえるが、対立の幅は日本などに比べればずっと狭い、というようなことを言っていたように記憶します。

 

でも、トランプ大統領の出現で状況は変わったようです。日付が変わったので昨日、成人病健診で待合室での待ち時間、podcast で聴いていたのがカリフォルニア州サンタモニカの公共放送 KCRW局が制作する To the Pointという番組。

 

 

ホスト役のジャーナリスト Warren Olney 氏はかなりのリベラル派のようで、自分には本田勝一を彷彿とさせます。27日放送の番組はアメリカの新聞漫画が特集で、トランプ大統領批判の政治漫画で新聞社をクビになり、有名となった Rob Rogers氏へのインタビューから始まりました。

 

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Political cartoons courtesy of Rob Rogers.

 

彼の描くトランプ大統領は、地面につきそうなくらい長いネクタイが特徴。Rogers氏が言うには、自分は常にその時の大統領を批判的に描いてきたのであり、トランプ氏を特別扱いしているわけではない、とのこと。

 

続いて番組は、以前このブログでも記事にした、新聞などに連載されるコミックストリップを専門に扱う図書館がアメリカにはあるそうで、それを運営する女性へのインタビュー。

 

コミックストリップは良質な英語教材です - dods’ blog - 今と昔のノートブック

 

いくつかのコミックストリップが次々と紹介されます。たとえばPeanuts(スヌーピー)。日本でも有名で、東京にはミュージアムもあるなんて紹介されていました。でも話の本題はそれぞれの社会状況との関わり。

 

実はあのPeanutsも、その時々のトレンドを受け、政治主張をしっかり取り入れた作品だったとの紹介されていました。たとえば登場人物の一人、Franklin。あの子が登場したのは公民権運動の盛り上がりと無関係ではない、などなど。

 

また、自分も大好きな Calvin and Hobbes についても触れていました。新作の連載が途絶えた今なお、新聞に再掲載され人気が続く理由やその世界観などが話されていて、興味深く聴いてしまいました。