dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

日曜日なのでいつものように家事をしながらpodcastで英語の勉強。聞いているのは報道番組中心なので、今日は英米とも、ロンドンで起きたGrenfell Towerの火災について多く取り上げれられていました。

お気に入りの番組で、以前にも触れたことのある米国VOAのLearning English Broadcast。特に日曜の配信はThe Making of a Nationというかなり詳細な米国史を聞いているだけで学べてしまうシリーズがおすすめ。

ところが2000年代のブッシュ・ジュニア政権までいったところで放送はひと段落のようで、今日は無し。まあ、このシリーズはかなり以前から繰り返し放送していて、徐々に更新しているようなので、きっと新シリーズがスタートするでしょう。

今日Learning English Broadcastで面白かったのは、やはり日曜日の人気シリーズ、Words and Their Stories。毎回、一つの言葉やテーマに絞り、それにまつわる英語表現をたくさん紹介してくれるので、飽きません。

今日のテーマは、あまり心地よい響きの言葉ではないですが(a word that does not sound very pleasant)の断りつきで、gutでした。名詞では日本語でそのまま「ガッツ」に相当します。

なんで「心地よい響きではない」などとわざわざ断ったのかは、gutの意味が

  1. 消化管、腸
  2. (guts) (1)内臓、はらわた (2)(話)ガッツ、肝っ玉、気合い、根性...

ランダムハウス英和大辞典」より

という風に「ガッツ」以前に相当直接的な意味があり、日本語と違って英語でこの言葉を使う以上は当然それらの意味も心理的に含むから、ということなのでしょう。

でも、このgutは動詞として「中身を取り去る(「魚のはらわたを抜く」に由来」、形容詞として「本能的な、感情的な、勘による」などの意味もあると知り、勉強になりました。

面白かったのは、この部分。

Now, if you strongly dislike someone -- I mean really, really hate them -- you can say you hate their guts. You hate everything inside them. This is a very harsh statement and sounds a little childish.

(それから、誰かを強く嫌っていたら、例えばその人を心底憎んでいるような時、「そいつのgutsを憎む」という言い方もできます。つまり中身全部憎む。でもこれはかなりとげとげしく、やや幼い感じのする言い方です。

 思い出したのは日本のことわざ「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」。ちょっと調べたら、ほとんど直訳の”If you hate a monk, you will even hate his robe.”なんて英訳もネット上にはあるようですが、ズバリ”I hate his(her) guts.”で十分ということでしょう。

番組に興味がある方は下のリンク先に音声もありますので聞いてみてください。

https://learningenglish.voanews.com/a/words-and-their-stories-no-guts-no-glory/3901547.html