dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

妻の話

先日のお彼岸にお墓参りをした話をしましたが、この時うちの奥さんから不思議な話を聞きました。

お墓には僕にとっては義理のお父さん、お母さんが入っています。ご両親がお墓を建てたのはまだまだ元気だった14年前。6年前に亡くなったお父さんが先にお墓に入り、その後お母さんも続きました。

ご両親がお墓を求めたきっかけは、たまたま公営墓地に当選したご近所から、仮にA家としますが、保証人を頼まれたこと。それならば自分達も、と応募したら運よく当たったというわけです。

A家にはうちの奥さんと同年齢の娘さんがいて、仮にB子さんとしますが、小、中、高が一緒の幼なじみでした。大学は別だったとはいえ、たまたま二人とも女子大。妻とB子さんはかなり似通った人生を歩んでました。

そのB子さんは実は亡くなっていました。結婚したことやその後病気にかかったことなど、実家を通じて噂のいくつかは聞いていたものの、詳しいことは何も知らずにいたところ、父の死がきっかけで妻はB子さんの死を知りました。

お父さんの納骨を済ませた日、そのお墓からほんの数メートルのところに、A家のお墓がありました。近くにあるとは聞いていて、その区画で多くの墓石がやるように、右側に建立の日時と建てた人が刻んであるのでわかりました。

墓石の背面には亡くなられた人の名前が彫られます。A家のお墓には一人だけ、苗字の変わったB子さんの名前が刻まれていました。亡くなったのはその前の年のことと知らせてありました。

 幼なじみの死を墓標で初めて知った気持をうちの奥さんはあまり話しません。でもこれは極めて稀な体験と言っていいのではと思い、今日は皆さんに読んでいただくことにしました。