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dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

「冬のソナタ」とレコメンダシステムの功罪

ネットワーク 昔の記憶 雑記

休日前夜の何が嬉しいかと言えば、たとえ夜更かししても心配しなくていいこと。昨日の金曜の深夜から土曜の早朝にかけ、YouTubeでレコメンドされた昔なつかしいドラマを見てしまいました。ご存じ「冬のソナタ」です。

冬ソナ 全集

このドラマについてはいろいろ言いたいことがあるのですが、今回は感想と自慢話を一つずつ。

 まずは感想。このドラマ、本当によくできた話だと思います。構成に隙が無く、一つひとつのエピソードが生きている。だから今見ても、話に抵抗なく引き込まれてしまう。ヒーロー、ヒロインの二人以上に、ユン・ソクホ監督の職人芸が光ります。

NHKBSで初放映の2003年4月の時点でたまたま見始め、すごいドラマだよと周りに宣伝しまくりました。1年後の地上波本放送やその後のブームに際しては「さもありなん」と思った次第。これが自慢話。

ところで、タイトルの「レコメンダシステム(Wikipedia)」。難解な用語ですが、これは、ネットユーザーには宿命づけられたシステムと言っていいでしょう。

たとえばamazonとかで何か買い物しようと商品を検索すると、「よく一緒に購入されている商品」が表示されますね。ここまではあまり驚かない。「なるほど、これ買った人はあれも買ってるんだ」的な納得。

でもサインインして、購入手続きを進めた途端、「最近閲覧した商品とおすすめ商品」とかが表示され、確かに自分の買ったものと、ここからが重要なんですが、いかにも自分が気に入りそうな商品を見せられるという経験、ありませんか。

簡単に言うとこれがレコメンダシステムです。つまり、高度なアルゴリズムを駆使して、消費者が次に買ってくれそうな商品を売り手の側が選び出し、それを消費者に提示するシステム。

それが嫌だなと思う人向けに、提示を非表示にするやり方や、収集された情報をコントロールする方法などもネット上には多数紹介されています。つまり、売り手の意図を遮断する方法も一応は担保されているわけです。

さてここからが本題。レコメンドシステムの功罪の「功」の方を少し展開すると、まさに昨日、YouTubeで「冬のソナタ」を見れたことなんかがそれにあたります。

我が家の共用パソコンにはレコメンダシステムをなるべく発揮されぬよう、あれこれ設定していたつもりだったのですが、個人で使っているiPodYouTubeには、めんどうなのでなにも対策してませんでした。

その結果、例えばたまに暇つぶしに見る「吉本新喜劇」の新作が「あなたにおすすめ」にずらずら並ぶのを多少うざったらしく思うことも多いわけです(新喜劇は大好きです、念のため。)

でも昨日はというと、2016/11/27に公開されたばかりの「冬ソナ 全集」をレコメンドされて、結果的に2時間51分のこの作品を最初から最後まで見入ってしまいました。上出来の総集編でした。

つまりこのレコメンドシステム、ネット空間に自分の好みを知られる気持ち悪さはあるものの(加えてそれでもっと儲けようという売り手のセコい意図は感じるものの)、好きな物をいいタイミングで知らせてくれる機能、言いかえると、まだ意識されてないモノも含め、備忘録としての活用はアリかな、と思います。