dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

アメリカの音楽系ラジオ局はどうなってしまうのだろうか

最近、アメリカのラジオ局を片っ端から調べています。インターネットにオンラインされている局に限られますが、今やオンラインされていない局の方が少数派のようで、助かります。

何でそんなことを始めたかというと、先日の自分の記事「メリーランド州を英語で発音するのはなかなか大変だ 」でも紹介した、30年以上前のラジオ番組「大瀧詠一のスピーチバルーン」のゲスト小林克也の回をもう一度聞き直したのがきっかけ。

番組後半で小林氏はアメリカのラジオ局の現状について、あれこれ語ります。大きな放送局では番組中の曲数が少なく、DJは選曲の理由書をプログラム・マネージャーに出す必要がある。映画「アメリカン・グラフィティ」のウルフマン・ジャックのようなDJは、残念ながら本当の田舎に行かないといない、などなど。

そんな昔風のDJがいるアメリカの片田舎の放送局はどこかと、探し始めたわけです。もっとも、50州を五十音順に初めて、まだ2つめのアイオワ州止まり。なにしろ、例えばアイオワ州だけでラジオ局は325局あります。List of radio stations in Iowa - Wikipedia

数だけでもうらやましい限り。それにほとんどのラジオ局は放送内容が専門化して、種類も豊富です。日本だとNHKと民放、あるいはAM局、FM局、コミュニティFM局など電波の違いに大別されるものの、それ以上の専門性は思い当たりません。

幸い、アメリカのラジオ放送には放送タイプ別の分類(formats)というのがあり、各放送局がそれを公表しているので、だいたい聞く前からその放送局がどんな感じなのか想像できます。

この中から公共放送や大学放送、キリスト教関係の放送局を除き、音楽局を中心にサイトに当たり、ライブ放送を聴いています。ちなみに、formatsについてはデラウエア大学のChuck Tarver氏のサイトhttp://www1.udel.edu/nero/Radio/formats/index.html にとても詳しく説明されています。

で、今のところの感想ですが、アメリカの音楽系ラジオ局は均質化が進んで、30年前よりもさらに個性が無くなってしまったようです。相当な田舎だなあ、と思われるラジオ局でも音楽番組に関してはあまり個性を感じません。

確かに、音楽を次々と流すの局は少なくありません。でも、これは各局が一曲一曲選曲しているというより、おそらく音楽をジャンル別に24時間流しっぱなしにするネットワークを多くの放送局が利用しているんじゃないのか、と思われます。

アメリカン・グラフィティ」のウルフマン・ジャックのような、渋くて夢のあるDJを残り48州のうちからなんとか見つけられるといいのですが。