dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

日本の広告が一大変貌を遂げた5年間 雑誌「中央公論」の記憶 4

月刊誌「中央公論」のバックナンバーが昔我が家にあって、子供のころ、憑かれたように眺めていた時期があると以前書きました。でも見るのはもっぱら広告で、記事のことはほとんど覚えていない、とも。

自分が40年も前に見たのは何だったのか、それを今の自分が見たらどう思うのかを確かめたく、先日県立図書館に行き、古い「中央公論」に4時間ほど囲まれてました。今回は下の広告をご覧ください。

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当時は毎号、裏表紙裏の一面にニコンの広告があり、これは昭和45年4月号掲載のもの。洒落てます。同じニコンでも10年前はこんな広告でした。「ニコンカメラの小(古)ネタ」2014年8月8日から。記事には1960年ごろとあります。

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10年で広告はずいぶん変わったようです。ちなみに5年前はどうだったというと、カメラではないのですが、「中央公論」昭和40年8月号の広告をご覧ください。

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ソニーさんに恨みはありませんが、このころはまだ説明中心の広告で、時代を感じさせる。スピーカーの奥にオーケストラのアイディアもちょっとね、という感じ。トリニトロン前夜、ウォークマンはずっと先の頃の話です。

きっと、昭和40年から45年、西暦でいうと1965年から1970年の間に日本の広告は一大変貌を遂げたのでしょう。ただ、ラジオよりもカメラの広告のほうがどんなに古びていても見ごたえがあるような気がします。贔屓目でしょうか。

(追記)ソニーの名誉のために加えておくと、このソリッドステート11というラジオは、デザインが当時としては相当斬新であったとのことです。詳しくはこの下に。

Sony Japan | Sony Design|History|1960s