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dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

どこにでもいるエクセルの達人 5 VLOOKUP, MATCH

エクセル パソコン

前回扱った関数はSUM, COUNTIF, IFの3つ。エクセルをよく使う方からは「初級レベルだよ」の感想が聞かれそうです。それではということで、今回と次回は中上級クラスの関数を扱います。

VLOOKUP

 引数の指定にやや工夫が必要なものの、よく使われる関数です。一定の秩序で並んだ表から必要なデータを取り出すための関数で、一番大事なのは、その表の一列目(最左列)が昇順(上から1,2,3の順、A,B,Cの順、アイウエオの順)になっていることです。

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範囲A3:E10の表に「家計簿」と名前をつけています(名前は第1回を参照)。セルB13に4と入力すると、セルD13にはNo.4の内容が、セルD14にはNo.4の支出が表示されるように、各セルには関数VOOKUPが入力されています。関数VLOOKUPの書式は次の通りです。

=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索の型)

セルD13について言うと、検索値はB13が指定され(値は4)、範囲は家計簿、列番号は4列目の内容を指定したいので4、最後の検索の型でFALSEとあるのは、それが「検索値と一致する値のみ検索する」という指示を意味します。

余談ですが、FALSE以外の検索の型が知りたい、検索の型を省略するとどうなる、を知りたい方は、ネット上に数多くあるエクセル関数の解説サイトをご覧ください。

MATCH

探したい言葉などが、範囲内の何番目にあるかを調べる関数です。

f:id:dods:20160323215129p:plain

セルE13には

=MATCH("食費",C3:C10,0)

と入力してあります。書式は次の通りです。

=MATCH(検査値,検査範囲,照合の型)

検査値には照合したい文字列や数値を入力します。検査範囲はどのセル範囲で探すかの指定です。照合の型として、ここでは0を指定しています。その意味は「検査値と一致した値のみを検索する」。

照合の型にはその他にも-1と1があります。その意味が知りたい方は、ネット上に数多くあるエクセル数の解説サイトをご覧ください。

重要なのは、範囲内に”食費”が4つあるのに、なぜ答えとして1を返してくるのか。答は、MATCH関数は最も上、最も左にある検査値の位置を返す決まりになっているからです。列や行を複数指定するとエラーになります。

ところで、セルE14に入力してある式は分かりますか。答えはこれ。

=MATCH("食費",C4:C10,0)+E13

表の中では1行目に最初の「食費」があったので、次の検索範囲はその下からC4:C10なのは分かりますね。そして返す値は3。でもこれだと、表の上から何番目か、の答にはなっていない。そこで、一つ上のセルE13の値を加えています。

関数も一つの数式。だから前後に足し算、掛け算を加えられます。そんなの当たり前だろう、と思う方はすでにエクセルに慣れている証拠。一方、エクセルってやっぱり難しい、と思う方のバリアがどこにあるかというと、この辺ではないかと思います。