dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

読書

Kazuo Ishiguroと言えばやはりNever Let Me Go

仕事から帰って、付けたテレビが今年のノーベル文学賞はKazuo Ishiguroと報じていました。自分としては村上春樹受賞に匹敵する朗報。”Never Let Me Go”で、あいまいなオープニングが読み進めると中盤から衝撃的なストーリーに転じていくスリル、あの体験を昨…

3度目のニューロマンサー

Neuromancer(ニューロマンサー)は、ご存じウィリアム・ギブスンによる長編SF小説。30年ほど前に弟から強く薦められたものの、ふーん、止まりで食指は動きませんでした。 Neuromancer (S.F. Masterworks) 作者: William Gibson 出版社/メーカー: Gollancz …

Tom Perrottaの新作を知る

このブログ、休みの日に掃除しながらpodcastを聴き、気になった話題を紹介するパターンが多かったようです。聴き残しは月曜からの通勤途中で聴くわけですが、それもすでに記事にしたような気が。昨日がまさにそうで、朝の電車で聴いていたのは、お気に入りの…

コーヒーショップ前に陣取っていたおじさんはどうしたのか

昔からのお気に入り、佐藤正午が直木賞受賞!の報に自分が褒められたような喜びを感じている今夜。でもこれからの話はそれとは全然関係ありません。 ジャンルは違いますが、一時期、高村薫の作品を読み漁っていた時期があります。特に1997年の「レディ・ジョ…

コウモリの飛ぶ公園

今日は近所の公園を元気に飛びまわっているコウモリの話。前回がバットマンの記事だったので蝙蝠(また書けない字だ...)ネタが続きますが、全くの偶然です。 コウモリはどうして夜になると活動し始めるのか。最近、仕事帰りの夜に立ち寄ることの多い公園で…

4321の謎が解けた、かな?

ポール・オースターの新刊を読んでいる話を以前しました。悲しいかな、土日読書家のためになかなか読み進めません。でも2章を読み終えて、どうやらこの新刊にまつわる謎が解けてきた気がします。 2章までの段階、つまりFerguson君が10代の時点でこの作品…

村上春樹を英訳本でしか読まなくなったことについて

村上春樹の新作が話題になっています。愛読する小田嶋隆氏のツイッター記事にまでこんな風に取り上げられたり。 名誉騎士団長に就任してもらうテもある — 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2017年2月25日 これは安倍首相の奥さんが開校予定の森友学園系列小学校の名誉…

段落とパラグラフ

20年以上も前のこと。英語の文章の書き方をカルチャーセンターの講座で受講したところ、思っていた以上に勉強になった、というか開眼に近い体験をしたことがあります。記事にもしました。 あの記事は、講師のアメリカ人G先生から受けた影響が話題の中心でし…

ポール・オースターの新作

先週注文したポール・オースターの新作"4 3 2 1"が昨日届きました。 4 3 2 1 作者: Paul Auster 出版社/メーカー: Faber & Faber 発売日: 2017/01/31 メディア: ハードカバー この商品を含むブログ (1件) を見る 発売は1月31日、お届け予定は2月8日以降だ…

根源的な問い

年末に近所の図書館で借りた本から、「ふしぎなキリスト教 」に続いてもう一冊紹介。 他にもたくさん借りた関係で、この本は中学生の息子に先に読んでみたらと又貸し。どうやら読んでくれたらしく、昨日返してくれたので、この休みに一気に読みました。 転換…

ふしぎなキリスト教

余裕のある時に気になる本を片っ端から読もうと、夏休みや年末に近所の図書館で貸出制限いっぱいに借り、あれこれ読みます。「気になる本」とは、ちょっと勉強してみたい分野、気になる作者や筆者、話題になった本、タイトルにひかれたもの、等々です。 今回…

すべての見えない光

小説とかを英語で読むと、自分の場合、日本語で読むよりも確実に時間がかかります。それでも原作を読んでみたい気持ちが勝る場合など、比較的時間に余裕のあるこういう時期に挑戦します。それに多少の勉強も兼ねて。 All the Light We Cannot See 作者: Anth…

村上春樹の英訳本について

村上春樹の英訳本を趣味で読んでいます。今読んでいるのは「スプートニクの恋人」の英訳"Sputnik Sweetheart"。スプートニク・スウィートハートって、原題をしのぐ響きに感じられませんか? Sputnik Sweetheart 作者: Haruki Murakami 出版社/メーカー: Vint…

万年筆の時代は終わったか 2

小説家、佐藤正午のかなりのファンです。デビュー以来、たいていのエッセイとすべての小説は読んでいると思います。謎解きを含んだお話しの面白さ、ハードボイルド調の設定など、良さをあげるとキリがない。 でも一番惹かれたのは、他と違ったから。同じよう…

The Leftovers

日曜日はたいてい家で掃除をします。でもその前に、購読を登録してあるポッドキャスト(といってもすべて無料のラジオ番組)を更新して、まとめ聴きに備えます。 聴くのは仕事上、英語番組がほとんどで、今回紹介したいのはアメリカの公共ラジオ放送のネット…