dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

ブルガリアの女性コーラスが縄文の調べに近いのはなぜ?

全国的にお盆休みのようですが今日も仕事。休日に聴き切れなかった podcast の英語番組を通勤途中に聴いています。今日聴いていたのは、もう何度も紹介している米国 Boston の公共放送局 WBUR 制作の Here & Now。

 

 

基本毎日配信されているこの番組。でも自分のような週一リスナー向けに、週末に特集番組が編集されているようで、先週土曜日配信は How Borders Shape Our world(国境線が形作るこの世界)という特集。

 

エピソードの一つで、ブルガリア国営放送の女性コーラス団が取り上げられていました。

 

 

ケイト・ブッシュポール・サイモンなどに影響し、鉄のカーテンの向こうの声と脚光を浴びたのが1980年代。その後のソ連崩壊で苦難を強いられるも、今年また新たに注目されているという話です。

 

歴史的な背景はさておき、その歌声を聞いて驚きました。これって、姫神のメロディーだし、声も縄文語と言われるあの歌声とそっくりじゃん。

 

何度か記事にしましたが、演劇関係にどっぷり浸かっていた20年ほど前、創作したお芝居の効果音に姫神の「神々の詩」を使いました。場面は、古代日本を築づいた縄文人たちが大活躍するシーン、とかでは全然なく、ゲームオタクの少年が過去に受けたいじめや今のやるせなさに逆切れしつつ、何かに気づく場面。ダンスまじりの無言劇でした。

 

個人的な昔話はさて置き、次の二つを聞き比べていただくと、厳密な検証は抜きにして、私の話がそんなに的外れではないということが分かると思います。

 

www.youtube.com

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さばの文化干しにやや詳しくなり、「さば文化」の深さを知る

話としては昨日の続きになります。昨日のは、買物に出たお昼頃が大変暑く、白いものが目に映えますといった話でした。

 

買物途中にもう一枚、ご近所の魚屋さんも写してました。以前に書いたことがあったと記憶してますが、店構えを撮るのが好きです。周りにシックリ馴染んでいる昔からのお店はもちろん、ちょっと浮いちゃった新しいお店もいい。

 

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 2018.08.11 Fujifilm FinePix F10

 

このお店は地元に馴染んだ系として撮らせてもらいました。ただ、投稿の理由はちょっと別なところにあります。改めて写真を眺めたところ、「さば文化」の段ボール箱が妙に存在感があったからです。

 

さばの文化干しを略して「さば文化」。生鮮物を扱う威勢の良さというか、気の短さが伝わります。自分は好物です(子供らは敬遠気味)。でも改めて考えると、「さばの文化干し」というネーミングの由来は未知の領域でした。

 

意外と面白いエピソードがあったので、引用します。

干物の包装材として木箱や新聞紙を用いていた時代、東京都江東区にて1950年創業の水産加工物会社「東京仙印商店」がセロファンに包んでみたところ、非常に仕上がりの見栄えが良くなり、これを販売したのが最初とされている。

文化干し-wikipedia

 

あと、例の段ボール箱を拡大してみたら、「千葉県銚子市」の文字がありました。これもあれこれ調べたら、なるほどと納得できるデータがありました。なんだか夏休みの自由研究みたいですが、分かったのはこのようなこと。

  • 銚子は日本での漁港水揚げランキング一位が続いている
  • その銚子漁港での水揚げ比率一位は数量(59.9%)、金額(37.7%)ともにさば
  • 出身の北海道では有名な釧路漁協(H27の漁獲金額は一位こんぶ、二位さんま、三位たら)と比べるとその特徴は明らか
  • 干しさば生産量のランキングなんかもあり、千葉県は他県を圧倒して一位の模様(H28年6,301t。以下、茨城3,525t、鳥取2,496tと続く)。

 

参考にしたサイトもあげておきました。さば好き、お魚好きの方はぜひご参照ください。

 

日刊水産経済新聞-銚子が6年連続1位、28年主要漁港水揚げランキング

銚子市漁業協同組合

漁獲のデータ | 釧路総合振興局産業振興部水産課

 干しさばの生産量の都道府県ランキング(平成28年)

 

「どうだ、よく調べたろう」感を漂わせてしまいましたが、ほんの10分ほどの検索で結構あれこれ調べられるものです。ちょうど夏休みですね。ネット時代の恩恵を十分に生かせば、あんなに大変だった夏休みの自由研究も今なら楽勝? とか思った今日でした。

 

 

白いものが目に映えます

なんか最近の料理番組は、ショウガ入りとか、お酢で味付けとか、梅風味とかサッパリ系が多いよなあ、などと昼食後に家族と話しました。自分とは無縁ですが、体力も食欲も落ちるこの時期だからなのでしょうか。

 

そう言う自分も、暑い昼間に外に出るのは勇気が要ります。出たら出たで何とかなるものの、やっぱり目が向くのは、涼やかで目にもサッパリした白い色。さっき、昼ごはんの買い出しで目に付いたのも、焼き鳥屋さんの白いのれんと、白い花でした。

 

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 2018.08.11 Fujifilm FinePix F10

 

 

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 2018.08.11 Fujifilm FinePix F10

 

この花はヤマユリでしょうか。不思議なことに、ご近所に一斉に開花し始めました。(PS その後うちの奥さんに聞いたら、テッポウユリではないか、とのこと)。

 

想像を超えていた Peanuts における Franklin の存在


Peanuts-Theme

 

8月4日付けで(実は記事を書き始めたのは3日23時ごろ)、アメリカの新聞に登場する政治漫画や4コマ漫画(いわゆる comic strip)について、自分が聴いている podcast の番組で取り上げられていたよ、という話をしました。

 

podcast で最近のアメリカの政治漫画の状況を知る - dods’ blog - 今と昔のノートブック

 

詳しく書きませんでしたが、この時の番組 To the Point の後半でホストの Warren Olney が comic strip についてインタビューしていた相手は、オハイオ州立大の Billy Ireland Cartoon Library & Museum という博物館の創立者で元館長、Lucy Caswell でした。

 

ここでは Peanuts(スヌーピー)も話題に上り、Franklin の登場は当時の社会情勢と無縁ではなく、Peanuts には実は時々の政治主張も盛り込まれているのです、といった紹介を軽くしたのですが、Franklinの存在はもう少し重いのだと今日知りました。

 

今日は、掃除しながら録りだめた podcast を聴く日曜日。英語の勉強の足しにしようと無節操に登録した英語圏のラジオ番組が20本以上もあります。聞き始めから2番目の番組、米国 ABC の World News This Week でさっそくこの話題が出てきました。

 

abcradio.com

最初 Peanuts のテーマが流れ、作者の Schulz 氏が Franklin を 初のアフリカ系アメリカ人メンバーとして登場(1968年7月31日)させてから今年で50周年を迎えること、この年はキング牧師の暗殺(4月4日)があったことなどが、初登場シーンの映画版(TV番組版?)の音声とともに報じられていました。

 

良識的なアメリカの人達は、当時の歴史的事実や Franklin 初登場のシーンに寄せて当時を振り返っているのだなあと想像できます。ちょっと調べてみたら、米国CBSの名アンカー、Dan Rather 氏もフェイスブックでこのことを話題にしていました。

 

www.facebook.com

こんな風に、トランプ政権下でもメジャーなジャーナリズムのあちらこちらから健全な意見が出てくることに、まだまだアメリカの懐は広かったと多少の羨ましさを感じた今日でした。

 

 

Rの無い月の牡蠣について

6日ぶりの休日。外出予定は自分にも家族にもなく、目覚ましをセットすることなく、いつもの1時間遅れで朝を迎えました。普段なら休日でも平日と同じく6時前にはいったん目覚ますのに。しかも起き出したのは何と9時。記録的猛暑の影響でしょうか。

 

遅いお昼ご飯を求めて、いつものように買い出しに出かけました。この写真はその帰りに写した、我が家近くのお店の看板です。8月。Rはありませんが新鮮な牡蠣があるそうです。

 

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 2018.08.04 Fujifilm FinePix F10

 

これだけ自信をもって牡蠣を宣伝しているのですから、Rの話は過去のこと?、と思ってあれこれ調べたら、本当のそのようです。牡蠣にもマガキと岩ガキがあり、岩ガキの旬は5月から8月とのこと。マガキも北海道や岩手県の一部の海域では、5~8月の夏の時期にも旬を迎えるそうです。

 

 

ついでに、このRのつく月云々は、ウィキペディアによれば、「カキの養殖により通年カキが手に入るため『R』のつかない月は、カキを食べないという習慣は英語圏で消えつつある 」などと解説されています。

 

カキ (貝) - Wikipedia

 

ついでのついでですが、言葉を教える仕事をしている関係で気になったこと。このRのつく月云々はもとはフランス語のことわざ(言い伝え?)から始まったようです。終りに、英語、フランス語の表現を挙げておきます。

 

(英語)   Should you not eat oysters in months without r.

 (フランス語)Il ne faut pas manger d'huitres les mois sans r.