dods’ blog - 今と昔のノートブック

今の記録は情報提供。昔の記憶は話題提供。気ままに記します。

お神輿見た?

こちらでは毎日暑い日が続きます。風がない今日は特に暑く感じました。休日なので家族用のお昼ごはん調達に外出したときのこと。お店から出たら、自転車に乗った高校生くらいの一名が「お神輿見た?」ともう一名に話かけ、通り過ぎました。

 

男子にしては「お神輿」なんてちょっと丁寧、というか可愛い言い方だなあと思いましたが、よく考えると他に言い様はないですね。「神輿見た?」じゃ、なんか通ぶってて高校生が言いそうもない。

 

どれどれその「お神輿」を自分も見せてもらおうと、商店街をのぞいて、ついでに写真に取らせてもらいました。こちらのほうでは町内会単位で、夏祭りなどに合わせて披露されることが多いようですね。子供神輿なんかもあったり。

 

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 2018.07.22 Fujifilm FinePix F10

 

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018.07.22 Fujifilm FinePix F10

 

小さい頃は地元にこんな催しはなかったなあ、でも知らかっただけでやっていたのかもしれないなあ、などあれこれ思い巡らすうち、ある出来事を思い出しました。お神輿きっかけで、心臓が止まるくらい、驚いた経験です。

 

これまでも何度か、4,5歳の頃の不可思議な記憶のことを記事にした気がしますが、これもやはりその頃の話。ちょうど自分に弟ができ、家族構成に変化が生じた時期です。

 

母と自分と、多分赤ん坊の弟の3人が家にいたときのこと。自分は母のそばにいました。突然、母がかなり大きな声で「あら?」と叫び、何かを思い、窓の外を見に行きました。

 

この時の母親の「あら?」に始まり、何か(きっと自分にとって良くない知らせについて)思いを巡らしていたシーンを今でもありありと思い出されます。ほんの一瞬だったのかも知れませんが、途轍もなく怖く、戦慄が走り、その後に告げられる不吉な知らせに恐怖した記憶があります。

 

このように、4,5歳の自分が勝手にホラー的な状況を予期して身構えていたのですが、結末はあっけないくらい簡単な話でした。

 

その時母親は、地元北海道神宮のお神輿が近所を通っていることに気づき、それを確かめようと窓の外を覗いただけのことでした。幼いころ街中に住んでいた母親にとっては、慣れ親しんだお神輿の掛け声だったのでしょう。

 

考えてみると、人生には不安定な時期というのが何度かあるのでしょうが、あの頃の自分は半世紀の人生の中でもトップクラスの不安定期だったように思えます。

 

Haruki Murakami の Men Without Women を読み始める

Men Without Women: Stories

Men Without Women: Stories

 

村上春樹の短編集「女のいない男たち」を読み始めています。2014年4月初版だから、4年越しですね。村上作品の新作を読むのは自分とって大きなイベントなのですが、常にタイムラグが伴ってしまいます。その理由については前に次の記事で触れました。

 

村上春樹を英訳本でしか読まなくなったことについて

 

2017年に英訳が出版され、そのぺーバーバック版がこの春発売され、早速アマゾンでし、すぐ読み始めたいものの、先に読んでいる洋書を片付けねば...といった周辺事情を片付け、いよいよ先週から読み始めました。

 

最初のストーリーのタイトル、Drive My Car(原題「ドライブ・マイ・カー」) を知ってビックリ。つい最近、このタイトル、というか、ビートルズのこの歌について、次の記事で触れたばかりだったからです。不思議な縁を感じてしまいました。

 

サウジアラビアとビートルズ

 

この話は、短編集の冒頭を飾るストーリーとしてとてもいい。特に、60代(だったかな?)の個性派男優が雇った若い女性ドライバーと交わすストイックな会話が最高。なんと彼女は「羊をめぐる冒険」で登場の Junitakicho 出身。

 

あれこれ調べると、彼女が十二滝町出身に落ちつくまでにはひと悶着あったようです(村上春樹の新作短編集「タバコポイ捨て」表現で抗議受けた箇所はどうなった?を参照)。この抗議もどうかと思いますが、十二滝町の再登場には拍手喝采。

  

2編目の Yesterday は、まだ途中までしか読んでませんが、例えば「ノルウェイの森」だとキズキと直子とワタナベトオルの関係を彷彿とさせる、村上春樹の思春期回想モチーフの一つを、卑近な感じで展開されているみたいで、ちょっと物足りないです。

 

とは言うものの、この Yesterday に登場する Kitaru の人物造形の面白さは格別で、さすがは Haruki Murakami といったところ。全部読んだら、また記事にするかもしれません。

夏モードが整ってゆく

先月末に梅雨明けし、それ以降は基本的には暑い日が続く当地。それが昨日あたりから、暑さのギアが一段アップした感じです。朝、新聞を取ろうと玄関を出たとき、これまでにない暑さを感じました。

 

週末といってもこのところ何かしら仕事が入ります。昨日も午後から、会議やら打合せやら。ついでに夜は暑気払いの宴会。家を出たのが1時半。暑さのピークでした。

 

駅に近づくと、町内会の人達らしきグループが提灯の飾りつけをしていました。中には若者もいます。脚立を支えるベテラン格が上で提灯をつける若手にあれこれ指南。「細部を大切に」。まるで村上春樹の登場人物が自分の生き方を語るときのセリフみたいで、思わずニヤリ。

 

暑気払いから帰って来たのは9時ごろでした。駅周辺には、提灯がキレイにぶら下がっていました。こんな風に、夏のモードが一つひとつ整ってゆくのを見ていると、暑さもさほど苦になりません。

 

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 2018.07.14 Fujifilm FinePix F10

 

猫の心

これまで何度か、仕事帰りの道すがらにある公園で、ちょくちょく出くわしていた黒猫君(又は黒猫姉さん)と親密になった、という報告をしました。まあ、親密になったと思っているのは自分だけかもしれません。

 

ところが、この2週間ほどは全然姿を現さず、一応の関係者として心配していました。見かけとは違って実はかなりの老猫ゆえお迎えが来ちゃったとか、自分は無自覚なまま何か決定的にあの猫を遠ざける行動をしてしまったのか、などあれこれ考えてました。

 

昨日久しぶりに、こちらが公園のベンチに腰掛けると、スッと現れた黒猫君(姉さん)。しばらくは自分のそばにいて、その後は公園内の大樹のそばに位置を変え、いつの間にかいなくなりました。

 

猫も犬も飼った経験がなく(インコとハムスターはある)、犬猫系の心理には疎いのですが、1年にもなる彼(彼女)の行動を振り返ると、義理人情的な振る舞いを感じることが度々あります。「まあとりあえず、あんたに顔だしておくから」みたいな。

 

かわいい猫ちゃんの日々の傑作写真を頻繁に掲載するブログ、多いですね。ついつい気になり、いつも楽しく拝見しています。そんな方とか、何気に猫の心に詳しい方がいましたら、何かコメントを頂ければと思います。

 

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 2018.07.09 Fujifilm FinePix F10

七夕飾り

九州、中国、四国、近畿地方での大雨の被害が3日前から伝えられています。サッカーやらオウムといった報道ネタが重なったとはいえ、大事な報道が少ない気がします。たまたま今テレビを見ていたら、Mr.サンデーのトップはタイの洞窟救出。

 

「これから大雨が予想され、救出にはこのタイミングしかない」とかタイの現地特派員が生中継で語ってましたが、これって、現に日本で、大雨被害で生死の境にいる方々とそれを見守る私たちの実感からは遠い気がします。

 

ついでに言うと、今回の豪雨で政府が非常災害対策本部の設置が決めたのがやっと今日になってというのも、首をかしげます。

 

日曜の今日、とある女子大で朝から仕事でした。いろいろな大学を訪れるたび、ゆったりとした敷地に意匠あふれる建造物が建つ、といったキャンパスを見るのが楽しみで、鑑賞させてもらってます。

 

その女子大構内で大きな七夕飾りを見つけました。七夕には一日遅れですが、短冊の一つひとつにこちらで学ぶ学生さん達の気持ちが込められていると思うと、ちょっと感動だなと思い、写してきました。

 

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 2018.07.08 Fujifilm FinePix F10

 

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 2018.07.08 Fujifilm FinePix F10